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余計な物は持ちたくない

小さいことかもしれませんが...。
3日間ほど迷った末、炊飯器は買わないことにしました。
これまで炊飯器の無い環境にいたことが無く(去年のアイルランド生活でさえ炊飯器はありました。例外は、2011年の3か月間の留学生活のみ)、何となく心細い気がしていたのですが、今のアパートにこれ以上家電を増やしたくないという気持ちから、買わないことに決めました。この、「何となく心細い」という感情ほど不要な買い物に結びついている気がするこの頃です。

ところで、今月号のクーリエ・ジャポンが面白いのですが、そこでも「「所有欲」にしばられないでもっとシンプルに生きる方法」という特集がありました。
ウィリアム・モリスの「役にたたない物、美しいと思わない物を、家に置いてはならない」という金言から始まり、片づけコンサルタント近藤麻理恵さんの片づけテクニックの紹介へと繋がっていきます。
いる物・いらない物を判断する基準が、これこそとってもシンプルで興味深かったです。
例えばTシャツであれば、手にとった時に「これはときめくか?」と自分に尋ねるというもの。
「○年以上使っていない物=不要」などというアドバイスは時々見かけましたか、「ときめくか?」はもっと手っ取り早くて分かりやすい!と膝を叩きました。
片づけひとつとっても、長年時間をかけて極めていくと、哲学的にシンプルになるんですね~。

引っ越して1週間。
なるべく余計な物は持ちたくない、という気持ちと、不便さを解消したい、という相反する気持ち、プラス予算という枠の中で戦っています。笑
冷蔵庫は中古で、洗濯機は格安ネットショッピングで購入しましたが、どちらも良く働いてくれて感謝しています。
日本の引っ越しの初期費用はアイルランドと比べものにならないくらいかかるので、その分締めるところは締めています。
(ちなみにアイルランドでは入居月の家賃とデポジットのみ。家具や冷蔵庫、カーテンは元からついていたので、期間限定で住む私には好都合でした。また、デポジットは退去時全額返って来ました。水道代も家賃に含まれていたので、光熱費も電気だけでしたね...。懐かしい)






by nanacoloca | 2014-07-27 20:20 | 日記
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